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中日本高速会社/床版取替工事で新契約方式導入/特定企業に複数工事を順次発注20161125建設工業
中日本高速道路会社は、高速道路リニューアルプロジェクト(大規模更新・修繕事業)を円滑に進める取り組みの一環で、同種の作業が行われる床版取り替え工事を対象に、複数の工事を一括して特定の企業に任せる「基本契約方式」を導入する。工事の安全性や品質の向上、確実な事業進ちょくを図ることが目的。東京支社が今後発注する5件の工事に同方式を先行採用する。
基本契約方式では入札公告などにあらかじめ提示した複数の同種工事について、中日本高速会社が継続的に発注することと今後の取引に関する基本的事項を契約条件とした基本契約を締結した上で、個々の工事を個別契約で順次発注する。
床版取り替え工事は高速道路のさまざまな区間で予定され、施工条件が同様な工事が繰り返し行われるケースも多い。特定の企業が先行して実施する調査・設計業務や工事で得られた技術的知見やノウハウを、後に続いて実施する工事に反映することで、品質や安全性を確保し、事業の円滑化を図る。
基本契約では、工事の対象となる橋梁名称、施工内容・範囲など、工事全体に関する通則的な内容について事前に契約を交わす。1回目の工事の個別契約では基本契約に含まれるすべての橋梁の調査・設計業務のほか、最初に実施する橋梁の床版取り替え工事を発注する。2回目以降の個別契約で調査・設計業務が完了した橋梁の床版取り替え工事を、見積もり合わせなどを経て特命で順次発注する。
基本契約を付帯する1回目の個別契約の対象工事5件(一般競争入札)は次の通り。▽工事名=〈1〉工事場所〈2〉工期〈3〉工事概要(床版の取替規模)。
▽東名高速道路(特定更新等)大井松田IC〜御殿場IC(左ルート)間床版取替工事(2016年度)=〈1〉神奈川県大井町〜静岡県御殿場市〈2〉約30カ月〈3〉2000平方メートルほか
▽東名高速道路(特定更新等)沼津IC〜富士IC間床版取替工事(2016年度)=〈1〉静岡県沼津市〜富士市〈2〉約29カ月〈3〉1000平方メートルほか
▽東名高速道路(特定更新等)裾野IC〜沼津IC間床版取替工事(2016年度)=〈1〉静岡県裾野市〜沼津市〈2〉約29カ月〈3〉1000平方メートルほか
▽東名高速道路(特定更新等)富士IC〜清水IC間床版取替工事(2016年度)=〈1〉静岡県富士市〜静岡市〈2〉約35カ月〈3〉2000平方メートルほか
▽小田原厚木道路(特定更新等)川端高架橋床版取替工事(2016年度)=〈1〉神奈川県小田原市〈2〉約30カ月〈3〉1000平方メートルほか。
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