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宇都宮市・佐藤栄一市長が会見/LRT整備、16年度内着工を表明/開業は19年2月20161128建設工業
20日の市長選で4選を果たした宇都宮市の佐藤栄一市長は25日に記者会見し、同市などが計画を進めている次世代型路面電車(LRT)整備事業について、本年度内に着工する方針をあらためて表明した。企業誘致などにも力を入れていく考えを示した。
市は隣接する栃木県芳賀町などと共にLRT事業を進めており、今回の市長選では計画の是非が争点となっていた。佐藤市長は「本年度内着工のスケジュールは変えずに進めていく。スピード感を持って計画を実行していきたい」と明言。19年2月の開業に向けて手続きを進め、工事に取り掛かる方針を示した。
一方で、市民の間で理解が十分に進んでいないとの認識も示し、「今後は映像などを用い、LRTで宇都宮がどう変わっていくのかを分かりやすく伝えていくように努力していきたい」と語った。今後の市全体の交通政策については、「都市の拠点形成を図る施策を実行し、それらをつなぐLRTを含めた公共交通網や、都市計画道路の整備に取り組んでいきたい」と目標を示した。
今後の施政方針については、「人口減少や超高齢化社会といった大きな課題を乗り切り、市民に選ばれる都市となるように施策を実行してきたい」と語り、安定した雇用に結び付く企業誘致に取り組んでいく方針を示した。
LRTは、市と栃木県芳賀町が整備し、市や町などが出資する第三セクター「宇都宮ライトレール」(高井徹社長)が運営する公設型上下分離方式の鉄道事業。JR宇都宮駅東口(宇都宮市宮みらい1の1)と、本田技研北門(芳賀町下高根沢4622)の間の約15キロを結ぶ。19年12月の開業を予定している。将来的にはJR宇都宮駅西側まで延伸し、市の東西約18キロを結ぶ基幹交通となる。
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