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大林組/1年前倒しで新中計/新たなステージ踏み出す20161129建設通信
大林組は、現行の中期経営計画を1年前倒し、2018年3月期を初年度とする新計画を策定する。良好な国内事業環境を背景に、2017年3月期の業績は売り上げ、利益ともに過去最高額を確保する見込み。営業利益率は6.0%水準まで高まることから、新たなステージに踏み出すための目標設定が必要と判断した。長期的な目標を見据えながら、3−5年の枠内で新計画を打ち出す見通しだ。
現行の計画は、最終18年3月期に連結売上高1兆7000億円程度、営業利益は安定的に450億円程度を目標に掲げた。計画初年度から目標値を上回り、2年目の17年3月期は連結売上高1兆8650億円、営業利益は1140億円まで業績を伸ばす見込みで、計画達成にめどを立てている。
国内建設事業を中心に、グループの収益は大きく改善するとともに、財務体質の強化も着実に進んだことから、同社は1年前倒しで新計画の策定準備を進めている。好調に推移している国内建設事業の事業規模に加え、利益目標などは現時点で未定。数値目標の調整を進め、17年3月末をめどに公表する予定だ。
また、豪州の建築市場開拓に向け、地元準大手建設会社のビルト社(シドニー)と業務協力協定を結ぶなど、新たな事業拡大も進めている海外事業は、17年3月期に建設事業における海外売上高比率で23%になる見通し。順調な事業拡大を続けているが、現行計画で設定する25%の数値目標については現状を見据えた計画設定になる見通し。堅調な国内建設事業に支えられる中で、着実に事業基盤を整えていく方針だ。
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