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川崎地質、富士通交通・道路データサービス/道路健全性診断で提携/可視化技術融合20161129建設工業

 川崎地質と富士通の子会社の富士通交通・道路データサービス(東京都港区、島田孝司社長)が、道路の健全性を診断する事業を共同で行うために提携関係を結んだ。川崎地質の地中レーダー探査装置を用いた地下の空洞調査技術と、富士通交通・道路データサービスの舗装の平たん性自動解析技術を融合。道路の健全性を簡単に計測・分析・記録できるサービスを17年度上期中に始める予定。

 川崎地質の提供する地下の空洞調査技術は、「チャープレーダ」と呼ばれる探査装置を用いて、空洞が発生しやすい下水道などの地下埋設物まで探査を行う。地中深くまで信号を伝えることができる「チャープ波」を発生させることで、国内最高水準の地下3メートル程度まで空洞を探知できるのが特徴だ。

 富士通交通・道路データサービスは、スマートフォンを利用した道路の舗装点検・パトロールを支援するクラウドサービス「道路パトロール支援サービス」を展開中。千葉県柏市など10カ所以上の自治体で実務への活用実績がある。

 2社は、それぞれが道路の健全性を可視化する技術を保有しているため、双方の技術を一元化した上でサービスの提供を行う。具体的には、富士通交通・道路データサービスの道路パトロール支援サービスで活用している道路の凹凸度合いを道路管理者が指定した任意の管理単位で地図上に可視化する技術と、川崎地質の地下空洞状況を可視化する技術を融合する。地方自治体など道路管理者の業務負担を大幅に軽減することが可能になるという。

 富士通交通・道路データサービスは、東芝と道路舗装の損傷評価を効率化するサービスを共同で展開することでも合意している。富士通交通・道路データサービスが川崎地質、東芝と提携して行う2事業は親和性が高いため、将来的には3社で事業を進めたい考えだ。


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