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CCIちばが工業高校と意見交換会/定時制への求人要望20161130建設通信

【待遇改善の必要性も】
 千葉県魅力ある建設事業推進協議会(CCIちば)は28日、千葉市中央区の市ビジネス支援センターで構成団体代表者と県立工業高校の進路指導担当者による後継者育成事業意見交換会を開いた。工高側は「定時制工高には求人票が来ていないため、進路未定のままの卒業者が多い」と指摘した。一方で、クレーン操縦などの体験教育を通じて専門工事業に関心を深めた生徒がそのまま就職するケースもあるとし、積極的な求人票の提出と建設産業を理解する体験学習機会の創出などを求めた。

 後継者育成に関する意見交換は、各工高ごとに実施していたが、今年度は京葉工高、市川工高(全日、定時制)、東総工高、安房拓心高校の4校と、県建設業協会および県空調衛生工事業協会、県塗装工業会、県造園緑化協会、県道路舗装協会、県鳶工業会の6団体の代表らが現況や課題などを報告した。

 このうち、京葉工高は2015年度の求人企業数が1132件にのぼり、10年度や11年度からほぼ倍増しているとし、建設科から公務員への就職も増えていると説明した。市川工高全日制は建設産業界への就職希望者が増加傾向にある一方、「いまも求人の問い合わせが来ているが、来年度に向けて早めに求人票がほしい」とした。

 市川工高定時制の小島聡建築科長は「専門ではない教師から教科書を学ぶだけでは建設産業を理解できない」と定時制工高の現状を訴えた。その上で「県内企業からの求人はごくわずか。求人票が無ければ紹介はできない」と強調。高校に求人票を提出する際には社会保険への加入が必須とした。

 一方、CCIちば構成団体からは、社会保険加入を入会資格としている県造園緑化協会の望月勝保会長が「建設産業を親目線で魅力ある就職先にする必要がある」と強調し、待遇改善が必要とした。さらに、これまでの農業高校中心から工業高校などを含めて幅広く人材を求める姿勢を示した。

 県建設業協会の青木孝行労務委員会担当理事は、若年層の離職者が多い状況を紹介しつつ、就職前の体験学習の重要性を説いた。

 県道路舗装協会の船越博文会長は、CCIちばの取り組みを紹介しつつ、小学校への出前講座に加えて、中学校や定時制を含む高校でも建設産業の魅力の周知に取り組みたいと述べた。


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