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WLB推進/企業調達で優遇拡大/政府 現状把握へ400社調査20161215建設通信
政府は、企業の各種調達や2020年東京五輪・パラリンピック関係の調達にも、国の公共事業の調査・設計、工事を始めとした公共調達におけるワーク・ライフ・バランス(WLB)推進企業を優遇(加点評価)する取り組みを広げる。企業の現状を把握するため、400社を対象に調達を通じたWLB推進の取り組みに関する企業の状況やCSR(企業の社会的責任)調達の動きなどを調べる。建設業の企業は10社程度を調査対象とする。調査によって好事例と見込まれる取り組みがある企業を15社程度選び、聞き取りも実施する。17年3月末をめどに調査結果をまとめるとともに、事例集を作成して企業に情報を発信していく。
国や自治体の調達だけでなく、さまざなな民間調達でWLB推進企業を優遇することによって、働き方改革を進める企業のインセンティブを働かせ、女性活躍の前提となるWLB推進を加速させる。
WLB推進企業は、女性活躍推進法などの法律に基づく「えるぼし認定」「くるみん認定、プラチナくるみん認定」「ユースエール認定」を取得した企業など。既に国の機関ではWLB推進企業を、総合評価落札方式とプロポーザルなどの企画競争方式で優遇する取り組みが始まっている。独立行政法人などでも、17年度から原則全面実施する。
こうした状況を踏まえ、政府はWLBの取り組みを一層加速することを目的に、企業の調達状況を調べる。具体的には、政府の取り組みの認知度と自社での取り組み内容、東京五輪・パラリンピック大会の持続可能性に配慮した調達コードの認知度と取り組みへの関心、自社における調達の基本方針や基準の策定状況、調達方式などを調査する。
調査する10社程度の建設業の企業には、中小企業数社も含める。
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