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新庁舎の予算具体化/3月にビジョン実行計画/国分寺市が基本構想20161227建設通信

 東京都国分寺市は、2017年度から24年度までを計画期間とする新たな基本構想となる「国分寺ビジョン」を策定した。26日に会見した井澤邦夫市長は、未来のまちの姿として「魅力あふれ ひとがつながる 文化都市国分寺」を掲げ、ビジョンを実行に移すため、17年度から4年間の具体的な政策などを盛り込んだ「ビジョン実行計画」を来年3月までに策定する。この中で、大きな懸案となっている新庁舎建設に向けた予算的裏付けやスケジュールを明確にしていく考えを明らかにした。

 井澤市長は、任期満了に伴う市長選を来年7月に控える中で、「17年度予算案は、本予算として編成していく」との姿勢を表明した。

 新庁舎建設については、「まだ調査段階の域を出ていない。今後、建設に向けて準備を進めていかなければならない」とし、実行計画の中に具体化に向けた予算措置やスケジュール感などを盛り込んでいく考えだ。現本庁舎(戸倉1−6−1)は、仮設の第1庁舎を始め、第5庁舎など5棟で構成。付属棟なども含め庁舎機能が分散し、建物の老朽化も進んでいる。基礎調査段階での建設候補地は、現地建て替えとなる「戸倉用地」と、武蔵国分寺公園に隣接する「泉町用地」の2つを挙げている。

 国分寺市は、基本構想(10年間)、基本計画(5年間)、実施計画(3年間)から成る長期総合計画(16年度まで)を改め、「ビジョン(基本構想)」と「ビジョン実行計画(基本計画と実施計画)」の2層構造による「総合ビジョン」を今年度末まで策定し、17年度からスタートさせる。

 ビジョンは、行政運営の基本理念をもとに、▽子ども・学び・文化▽地域振興▽保健・福祉▽くらし・環境▽公共経営−−の5つの都市像を定め、その実現に向けて基本的な施策の大綱などを明示している。

 また、ビジョン実行計画は、ビジョンを具現化するため、目標、施策の方向、活動指標、主な事業について、17−20年度までの4年間の予算額などを定める。井澤市長は「市を取り巻く環境や社会情勢の変化にも柔軟に対応できるようにするため、ビジョン実行計画は毎年度見直しを行う」考えだ。


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