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堺市/南海本線堺市〜大阪府立石市間連立事業/5工区の施工者決定20170113建設工業
堺市が進める南海電気鉄道南海本線の堺市から大阪府高石市までの約2・7キロ区間を高架化する「南海本線(堺市)連続立体交差事業」の5工区の施工者が決まった。同事業は堺市域の延長約2・3キロと高石市域の延長約0・4キロを高架化して7カ所の踏切を取り除き交通渋滞や事故を解消する。仮線整備などに必要な用地買収の進ちょく率は全体で約90%。事業の完了予定は28年3月31日で同年4月の開業を目指す。
5工区の施工者は、最も北側の1工区(石津川駅〜諏訪ノ森駅線路部)が鴻池組・前田建設・東洋建設JVで、2工区(諏訪ノ森駅部)は奥村組・森本組・竹中土木JV、3工区(諏訪ノ森駅〜浜寺公園駅線路部)は南海辰村建設・鉄建建設・大本組JV、4工区(浜寺公園駅部)は大林組・南海辰村建設・佐藤工業・三井住友建設JV、5工区(浜寺公園駅〜羽衣公園駅間)は錢高組・淺沼組・熊谷組JV。
市は06年度に事業着手した。連続立体交差構造物を整備するため設ける仮線は本線西側に計画している。連続立体交差事業の概略設計・詳細設計は中央復建コンサルタンツが担当。
同事業区間で、国有形文化財に指定されている現在の浜寺公園駅舎(西区浜寺公園町2)と諏訪ノ森駅舎(西区浜寺諏訪森町西2)は保存活用する計画。現在の浜寺公園駅舎は高架駅舎の正面玄関としての機能を残す。諏訪ノ森駅舎は高架駅の西側に設ける駅前広場内に設置する。
堺市は13年度に2駅舎の活用プランと、新設高架駅舎、周辺景観のデザインを募るコンペを実施し、最優秀作品を選定。浜寺公園駅はアプル総合計画事務所(東京都文京区)の作品、諏訪ノ森駅はジェイアール東日本建築設計事務所(同渋谷区)の作品が選ばれた。
16年12月9日に開札したものの落札者が決まらなかった「登録有形文化財浜寺公園駅舎曳家外工事実施設計業務」は、市が委託先決定に向け業務条件などを検討中。
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