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省力化技術を積極投入/日鉄住金建材/売上げ3倍増の製品も20170117建設通信

 日鉄住金建材は、建築工事の労務不足が本格化することをにらみ、省力化技術の営業提案を強める。16日に同社グループの賀詞交歓会であいさつした中川智章社長は「いよいよ建築マーケットが本格的に動き出す中で、懸念される人手不足を解消する商材をさらに充実する。準備でき次第、積極的に新商品を投入する」ことを明らかにした。既に売り上げが大幅に伸びた省力化関連商品もあり、ラインアップの拡充を図り、一気に販売攻勢をかける。

 省力化をテーマにした商品では、柱梁間の仕口部に設ける厚板を必要としない接合部材『NDコア』をほぼすべての勾配屋根に適用できるようにしたことで、売り上げが3倍に跳ね上がった。軽量化を追求した床型枠用デッキプレート『アクロスデッキ』は2016年9月に販売し、既に大型超高層案件からの引き合いが急増中という。

 中川社長は国内建築マーケットについて「ことしは需要が旺盛な1年になることは間違いない。大型再開発事業やホテルなどのインバウンド関連の建設需要に加え、東京五輪関連施設の建設も一気に動き出し、足元の需要は予想以上に大化けする可能性がある」と分析、「この需要をいかに実需として落とし込めるかが重要」と強調した。

 東京都江東区のホテルイースト21東京で開かれた同社グループの賀詞交歓会には、取引先などから1000人超の来場者であふれた。会場内には省力化や軽量化に加え、維持補修、高強度、景観、防災などのテーマ別に20もの最新商品を展示した。「省力化に限らず、景観配慮や快適空間創出、さらにはコストダウンなどニーズは多岐にわたり、(施工者などの)困りごとに的確に応えるための商品力とサービスを徹底する」と力説した。

 続いて壇上に立った中村真一常務も「製品要求の多様化が進む中で、これまで進めてきた商品開発が必ず生きてくる」とした。既に斜面崩壊防止商品として16年4月に市場投入した長尺貫入可能な押出式排水パイプ『テレスコドレーンパイプ』は既に1000セットを販売済み。鉄道盛土部の排水対策などに有効と採用が進んでいるという。


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