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更新・修繕/発注ロット 大規模化/高速道路3社新契約方式拡大も20170120建設通信

 東日本、中日本、西日本の高速道路3社による「高速道路リニューアルプロジェクト(大規模更新・大規模修繕事業)」が2017年度に本格的に展開する中で、インターチェンジ(IC)間を1つの工区としたり、複数の橋梁を一括するなど大規模ロットによる工事発注や、「基本契約方式」に代表される新しい契約方式が拡大する見通しだ。安全性や品質の向上、確実な事業進捗が狙い。中日本、西日本高速道路会社に次いで、東日本高速道路会社でも大規模ロットによる工事発注を検討しているほか、新たな契約方式の導入も視野に入れている。

 高速道路リニューアルプロジェクトでは、高速道路のさまざまな区間で、橋梁の床版取替工事が繰り返されることが想定される。施工条件が同じ工事を繰り返し施工する場合には、先行実施する調査・設計業務や工事で得られた技術的知見、ノウハウを、後続で実施する工事などに反映させることで、安全性や品質の向上、確実な事業進捗が期待できる。

 こうした観点から、中日本高速道路会社では、入札公告に提示した複数の同種工事について継続的な発注と取引の基本的事項を条件に基本契約を結んだ上で、個々の工事を個別契約する「基本契約方式」を昨年11月から先行導入している。具体的には、橋梁の床版取替工事を対象に、基本契約で工事の対象となる橋梁名称や施工の内容、範囲など工事全体にかかわる通則的な内容を契約する。個別契約は、1回目で橋梁全体の調査・設計業務と、最初に実施する橋梁の床版取替工事を契約し、2回目以降の契約は調査・設計が業務が完了した橋梁の床版取替工事を、順次、契約していく。

 東日本高速道路会社でも、高度な技術力が求められるリニューアルプロジェクトでは、川上段階から施工者と技術的な対話をしながら計画を策定することが安全性を始め工期やコスト面からも重要と判断。新たな契約方法を検討していくとともに、 大規模ロットによる工事発注についても中日本、西日本高速道路会社の動向を見ながら今後の計画に反映していく考えだ。同社のリニューアルプロジェクトの事業費は16年度までに約200億円の工事を実施し、 17年度を含めると公表ベースで約400億円としている。


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