社会人(建設業社員)としての基礎知識

ブログによるナレッジ蓄積(個人のための知識蓄積)

全体表示

[ リスト ]

大成建設/風騒音専用大型風洞施設を新設/暗騒音付加システム搭載、実際の騒音を再現20170123建設工業

 大成建設は、横浜市戸塚区の技術センター内に、風騒音評価専用の大型風洞施設を新設した。評価対象となる建物周辺で発生する騒音(暗騒音)を付加するシステムを搭載し、建物から発せられる風騒音の特性を、より現実に近い状況で評価できる。施主や設計者などと外装材を選定する際に利用し、風騒音の抑制に役立てる。

 近年、建物の高層化に伴い、バルコニーの手すりやルーバー材などの外装材に風が作用して発生する風騒音が問題となっている。風騒音の検討には、対象外装材を用いた風洞実験室での風向き・風速別の発生音分析が必要になるが、同社の実験室はこれまで、風の吹き出し口が小型で最大風速も低かったため、実大試験体を用いた実験に制約があった。

 今回新設した「風騒音シミュレータ」は、音響風洞実験室と暗騒音付加システム、風騒音評価システムの三つの要素で構成。この三つを備える風洞施設は業界初という。

 実験室の風吹き出し口は、1・5メートル四方(従来は0・5メートル四方)に大型化し、風速も最大毎秒40メートル(毎秒20メートル)と超高層ビルで想定される毎秒25メートル以上の強風に対応できるようにした。吹き出し口の寸法は、風速25メートル以下は1・5メートル四方、同25メートル以上の場合は1メートル四方と実験条件に応じて変更できる。

 暗騒音付加システムは、対象外装材以外から発生する騒音を再現する。鉄道や道路など実際の建物周辺で発生する暗騒音を加えることで、発生する風騒音が実際にはどのように聞こえるのかを体感することが可能だ。

 さらに風騒音評価システムによって、実験室で計測された風騒音の特性と暗騒音の関係から、風向きや風速別に、音の有無や大小を客観的に評価できる。

 今後は、施主や設計者らを招き、想定される風騒音を実際に体感してもらうことで、最適な仕様の提案につなげる考え。さらに風騒音が発生しない外装材の研究開発にも役立てる方針だ。


.
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
検索 検索

過去の記事一覧

gun*os*
gun*os*
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事