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日建協 11月統一運動/土曜閉所率と完全閉所率 過去最高を更新20170124建設通信
【働き方改革への理解広がる】
日本建設産業職員労働組合協議会(日建協、田中宏幸議長)は、2016年11月に実施した「統一土曜閉所運動」の結果をまとめたところ、閉所率(平日への読み替え閉所を含む)が前年同月比8.0ポイント増の67.6%となり、取り組みを始めた02年以降、過去最高を2年連続で更新した。11月12日の運動日当日に閉所した「完全閉所率」は、4.9ポイント増の47.2%で、09年同月以来、7年ぶりに過去最高を更新した。“働き方改革”が各社の大きな課題となる中で、統一土曜閉所運動への理解が確実に広がっている。
運動を実施したのは5293作業所(土木2451作業所、建築2842作業所)で、土木工事の完全閉所率は5.5ポイント増の49.8%、閉所率が7.7ポイント増の70.1%、建築工事の完全閉所率が4.3ポイント増の44.9%、閉所率が8.3ポイント増の65.4%だった。参加32加盟組合のうち、23組合の閉所率が上昇し、1組合が90%を超え、6組合が80%を超えた。上昇している要因について日建協は、「土曜閉所に力を注ぐ企業が見受けられるほか、組合員自身の取り組み姿勢も変わっている」としている。
国土交通省発注工事(368作業所)の閉所率も67.7%と過去最高を記録したものの1.7ポイント増とほぼ横ばいで、「頭打ちの感がぬぐえない」(日建協)としている。土曜閉所の先導的役割を担う国交省工事でのさらなる閉所率向上に向け、各工事事務所などへの働き掛けを強める考え。また、関係団体や加盟組合企業との連携も模索しながら、民間工事も含めた土曜閉所の広がりにさらに力を込める。
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