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東京都、京急電鉄ら/京急本線泉岳寺駅〜新馬場駅間連立化/都市計画手続き開始20170131建設工業
東京都、港区、品川区、京浜急行電鉄は、京浜急行電鉄湘南線(京急本線)泉岳寺駅〜新馬場駅間の連続立体交差化事業の都市計画決定に向けた手続きを開始した。連立化の対象区間は京急品川駅と北品川駅を含む約1・7キロ(都市計画区間は約2・0キロ)。北品川駅付近を高架化するとともに、京急品川駅のホームを現在の2階から1階に移す。事業主体の都は、事業費を900億円程度と試算している。
このほど連立化の都市計画素案を公表。30日には環境影響評価調査計画書を小池百合子都知事に提出した。今後、都市計画と環境アセスの手続きを並行して進める。京急電鉄が発注主体となって工事を行い、リニア中央新幹線の開業が予定されている2027年までに連立化の完了を目指す。
計画によると、北品川駅付近を高架化し、3カ所ある踏み切りを除却する。京急品川駅付近を地表部に移すため、泉岳寺駅〜京急品川駅間の一部には新たに地下部を構築する。京急品川駅がJR線と同じく地平化されることで、品川駅の東西を貫く自由通路の延伸が可能となり、歩行者ネットワークの強化につながるとしている。
新たな京急品川駅は、現状の駅より北側で計画。乗り入れる線路は現状の3線から4線に増強する。ホーム延長は約220メートル、駅部の幅は約28〜39メートルを計画している。高架構造となる新たな北品川駅は、ホーム延長が約110メートル、駅部の幅が約11〜25メートル。高架化の対象区間では、現在の線路の東側に高架橋の用地を確保した上で施工を進める。
京急品川駅周辺では、都市再生機構を施行者とする「品川駅街区地区土地区画整理事業」も計画されており、18年度には事業認可される見通しだ。京急電鉄は、昨年発表した中期経営計画(16〜20年度)で、19年度にも新たな京急品川駅の整備や駅ビルの新設などの駅改良工事に着手することを明らかにしている。都は、駅西口の駅前広場の再編整備の検討も進めている。
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