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東京鋪装工業、三菱マテリアル/半たわみ性舗装材料を共同開発/わだち発生量が半減20170217建設工業

 東京鋪装工業(東京都千代田区、横田博道社長)は、従来より強度の高い半たわみ性舗装用のセメントミルク材料を、三菱マテリアルと共同で開発した。大型車両の繰り返し走行に伴うわだちの発生量が一般の密粒度アスファルト舗装の4分の1、従来製品に比べても半分に抑えられる。国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録されたことをアピールし、販売・提案活動に力を入れる。

 開発したのは、高強度型超速硬プレミックス材「ダイヤツイン高強度」。現場に持ち込んだミキサーに袋詰めの粉末材料と水を投入して混ぜ合わせたセメントミルクを、舗装体の表面から隙間に浸透させる。交通開放が可能な圧縮強度が発現するまでの養生時間は、従来製品では3時間だったが、新製品は2時間に短縮できる。

 施工後、長期耐久性の向上が期待できるのも特色。路面温度が60度の状態で10トン車が1時間に2520台通過する想定で行う室内試験では、わだち発生量が一般の密粒度舗装で16ミリ、同社の従来製品(ホソーエース)で6ミリだったのに対し、新製品は3ミリに抑えられることを確認した。

 強度を高めた分、初期費用は従来製品よりも13%程度高くなるが、舗装頻度の減少などで、総合的なコスト削減が期待できる。冬季の融雪剤散布や港湾ふ頭といった過酷な条件による劣化の進行を抑える効果もある。

 製品は三菱マテリアルの工場で生産。東京鋪装工業が販売元となる。価格は25キロの袋詰めで5250円、1トンの袋詰めで21万円と設定した。

 東京鋪装工業では、袋詰め製品の販売のほか、現場での攪拌(かくはん)もセットにした営業も展開。自社施工に加え、他社の施工物件にも売り込む計画だ。早期開放ニーズのある高速道路の橋梁ジョイント部前後や料金所周辺、高い強度が求められるバス停や交差点、コンテナヤード、積雪寒冷地の舗装工事などへの提案活動に力を入れる。

 同社が取り扱う三菱マテリアル製品の販売量は16年度で3億円程度となる見込みで、新製品を投入することで「できるだけ早期に5億円程度に引き上げたい」(営業部)としている。


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