|
第1四半期にコンサル委託/17年度から検討/台東区の上野、北部地区まちづくり20170221建設通信
東京都台東区は2017年度から、上野地区と北部地区のまちづくりに乗り出す。両地区ともに17年度第1四半期(4−6月)にも、公募型プロポーザルなどでまちづくりのアシスタントや調査を担うコンサルタントを選定する予定だ。
上野地区の対象は、JR上野駅を中心として上野恩賜公園や東京芸術大学を中心とする文化ゾーンと、商業地域の一帯。区は「(仮称)上野地区まちづくりビジョン」の策定に向けて、17年度予算案に963万円を計上した。4月にも新たな検討委員会を設置する予定で、学識者5人、地域の事業者、オブザーバーとして国土交通省などで構成する。
上野地区は、都の都市計画マスタープランにより「センター・コア再生ゾーン」に区分され、文化・観光の拠点となる副都心の形成を目指す。商業地域と文化地域の物理的高低差や訪問者層の違いがあるため、バリアフリー設備を含め上野駅周辺の回遊性を高めるまちづくりを目指す。交通結節点として鉄道の基盤強化も視野に入れ検討を進める。
一方、北部地区は清川、日本堤、橋場など生活保護受給者向けの簡易宿所として利用されている地域が対象となる。区は17年度予算案で、浅草北部地域の不燃化建て替え事業などと合わせて5352万円を計上した。
予算には、簡易宿所から他用途への変換を促進するための検討調査や建て替え、大規模改修の助成金などが含まれる。外国人観光客の増加から宿泊施設のニーズが急増しているためで、大規模改修やフロントの整備により、人の流入を促したい考えだ。防災整備やアクセス利便性向上の観点からもまちづくりに取り組む。
|