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竹中工務店/優良技術者制度を新設/協力会社から17年29人認定/主任技術者ら報奨20170222建設通信
竹中工務店は、施工の管理・監督を担う協力会社の主任技術者などを報奨する「竹中優良技術者制度」を新設した。安全・品質の確保や生産性の向上、技術者のモチベーション向上が狙いで、必要資格と稼働日数を満たした主任技術者や監理技術者をマイスター認定し、商品券と楯を贈呈する。1月から運用を始めており、2017年は29人を認定する予定。21日には広島支店で2人を認定し、今後は順次全国の本支店で認定を進める。
竹中優良技術者制度は、竹和会に所属する1次協力会社と同社関連会社の役員、社員が対象となる。認定区分はマイスターCE(チーフエンジニア)とシニアマイスターCEの2つ。マイスターCEは、主任技術者となり得る国家資格を持ち、前年の稼働日数が120日以上(東京・大阪本店は150日以上)を認定要件とする。主任技術者以外は作業所長2人の推薦が必要となる。褒賞の商品券は稼働日数が90−119日は3万円分、120−149日は4万円分、150日以上は5万円分。記念品の楯は初年度と5年ごとに贈られる。
シニアマイスターCEは、マイスターCEとして同社作業所で150日以上稼働した年が計3回以上で認定される。稼働日数が90−119日は6万円分、120−149日は7万円分、150日以上は8万円分の商品券を支給し、同様に楯も贈られる。20年から認定を始め、年間10人程度を予定している。
同社は、竹和会との対話を進める中で要望を収集し、今回の制度新設に踏み切った。河内健調達本部企画管理グループ長は「技能労働者だけではなく業界全体で人手が不足している。優良職長制度の拡充で技能労働者への報奨制度はカバーできたため、主任技術者の報奨制度を新設した。主任技術者にスポットを当てることは業界全体にも重要だ」と説明している。
同社では竹中優良技術者制度の新設と並行して、優秀な職長を報奨する「竹中優良職長制度」の対象職種を土木系を除く全職種に拡大したほか、単年度ごとの貢献に応じて報奨する「職長報奨制度」を竹中優良職長候補者の選抜と竹中優良職長制度の補完に位置付け、報奨対象人数を拡大した。17年からはこうした協力会社報奨制度の全体の名称を「竹中マイスター制度」として運用している。
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