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安藤ハザマ/コンクリ打設管理システム開発/レーザーで高さ自動測定、帳票作成不要に20170222建設工業

 安藤ハザマは21日、コンクリート打設の品質管理情報をリアルタイムに把握できるシステムを開発したと発表した。レーザー距離計を使い、コンクリートの高さを連続的に自動測定。品質管理に欠かせない打設時の1層の高さや下層と上層の打ち重ね時間間隔をタブレット端末に表示する。品質管理担当者による測定や計算、帳票作成が不要となり、省力化と品質管理の精度向上につながる。

 コンクリートの品質は、建設現場で台帳を作成して管理する。機器設置の煩雑さからシステム化が進んでいないのが現状で、管理台帳の作成は手作業が中心となっている。

 開発したシステムは、タブレット3台、レーザー距離計2台、ルーター1台の小規模な構成。コンクリートの中にセンサーを埋め込んで品質を管理する方法と違い、消耗品もなく低コストでの導入が可能となる。

 標準的な使用方法では、現場の2地点にレーザー距離計と現場表示用のタブレット端末を配備。各地点で測定したデータをルーターを介してデータ集計用のタブレット端末に送る。

 現在の打ち重ね時間間隔や1層の高さの計画値と実績値が常時、打設箇所のタブレット端末に表示されるため、作業員も管理情報を把握できる。打ち重ね時間間隔で、実際の値が設定値を超えた場合に注意を喚起する機能も搭載しており、コンクリートの打ち重ねで発生する不連続面(コールドジョイント)の防止に有効という。

 作業中の1層の高さや層数の変更にも自動で対応が可能。開発に当たっては、計測機器販売・計測管理システム開発のムーヴ(東京都府中市、吉田誠一社長)に協力を仰いだ。

 浄水場配水池、ボックスカルバート、橋梁下部工事に適用した。システムの現場への設置は1人で10分以内に完了し、品質管理情報の測定、タブレット端末への自動表示、帳票の出力ができることを確認した。

 国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録済み。国交省が推進する現場の生産性向上施策「i−Construction」では、コンクリート工事の現場打ち込み作業の効率化も対象となっており、システムを積極的に適用していく。


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