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安藤ハザマがトップ/地元首位は渋谷建設/東北整備局12月末発注状況20170224建設通信
(2017年2月24日6面)
東北地方整備局が2016年4月から12月までに発注した工事(港湾空港関係除く)は838件で、総額は1786億1628万4899円(税別、以下同)となっている。東日本大震災の被災3県(岩手・宮城・福島)での工事が多く、3県合計で全体の約8割を占める。受注額は安藤ハザマが74億8200万円でトップ。件数は渋谷建設(山形市)が12件で最も多く、受注額も地元企業では1位となっている。ただ、1月に入ってからWTO(世界貿易機関)対象の大型案件を含めて開札が相次いでおり、16年度全体の受注ランキングは多少の変動がありそうだ。
同整備局が公表している月別入札結果データをもとに、日刊建設通信新聞社が独自集計した。
発注方式はWTO一般競争入札22件、WTO以外の一般競争入札790件、通常指名競争入札18件、随意契約8件となっている。
工種別では一般土木が323件で最も多く、全体の約4割を占めている。次いで維持修繕178件、通信設備70件、アスファルト舗装50件、電気設備34件、塗装30件、建築27件などと続く。
工事場所別の件数は、宮城195件、山形175件、岩手150件、福島137件、秋田115件、青森66件の順。
発注額は復興道路・復興支援道路の工事が多い岩手が584億2723万円で最多。次いで復興道路や河川復旧工事などが豊富な宮城が455億3943万7899円、復興支援道路に位置づけられている相馬福島道路の工事が多い福島は371億8187万円となっている。
一方、青森は78億8286万5000円で、岩手とは7倍以上の差がある。秋田は112億0189万8000円と100億円をわずかながら上回った。山形は183億8298万4000円で200億円に届いていない。
12月末時点で受注額が最も多い企業は「国道399号十文字トンネル」(58億3200万円)と「国道283号釜石西地区道路改良工事」(16億5000万円)を受注した安藤ハザマ。
次いで前田建設工業が「国道106号茂市トンネル工事」(65億2650万円)1件で2位、復興道路・復興支援道路の舗装工事4件を落札した世紀東急工業が3位となっている。
地元企業では渋谷建設が28億0020万円で最も多く、小原建設(岩手県北上市)19億9120万円、テラ(同県遠野市)17億7689万円と続いている。
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