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カジマ・オーストラリア社/豪州コクラム社を買収/非住宅分野の競争力強化20170303建設通信
鹿島の豪州現地法人カジマ・オーストラリア社(梅原基弘社長)は2日、豪州の準大手建設会社「Cockram(コクラム)社」を買収し、グループ傘下に収めると発表した。2月27日付で株式の7割を取得する売買契約を結んだ。2015年4月のIcon(アイコン)社に続く2社目の買収となり、コクラム社を足がかりに重点領域に位置付ける非住宅分野への競争力強化につなげる。
15年2月に設立したカジマ・オーストラリアは、住宅分野を得意とするアイコン社に続き、非住宅分野に強いコクラム社を傘下に収めることで、市場環境の変化に対応できるバランスのとれた経営基盤を構築する。
将来的には両社の合併も視野に入れており、豪州建設マーケットにおけるプレゼンスと営業力の向上、さらには生産計画から施工までの相乗効果、管理部門の統合による経営効率化などに結びつける。
コクラム社はビクトリア州アボッツフォードに本社を構え、16年6月期売上高は約450億円、社員数は2月末時点で約760人。豪州主要都市に加え、中国、米国、ニュージーランドでも事業展開している。
豪州国内では医療・福祉施設、教育・研究・文化施設、生産施設など非住宅分野に強みを持つほか、中国では医薬品施設のEPCM(設計・調達・建設管理)実績も豊富で、鹿島グループとして中国の医薬系EPCM事業への進出も期待できる。
カジマ・オーストラリア社の17年3月期業績は売上高約500億円、営業損益ベースで黒字を見込む。
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