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首都高速会社/自動運転支援で異業種連携/維持管理用3D点群データ活用拡大の一環20170315建設工業

 首都高速道路会社は高速道路の維持管理用3次元(3D)点群データの活用拡大の一環で、自動運転支援システム分野へのデータ提供に乗りだす。同システムに活用される3D地図基盤データを開発するダイナミックマップ基盤企画(DMP、東京都港区)と業務連携することで合意した。首都高の新設・更新情報を地図データに正確かつ迅速に反映させることで、自動運転による車両走行の安全性向上を図る。

 3D点群データは道路インフラを維持管理業務を高度に管理・支援するシステム「インフラドクター」の要素技術の一つ。衛星測位技術を活用したMMS(レーザースキャナー搭載車両による測量システム)で取得した3D点群データと、GIS(地理情報システム)プラットフォームを組み合わせ、点検や設計、施工計画の検討など、道路構造物の維持管理を高度・多面的に支援する。

 交通事故の軽減などに向けて自動車の自動運転技術の研究開発が官民連携で進められる中、今回の異業種連携では首都高速会社が管理する高速道路の高精度3D点群データと、マップメーカーのDMPの高精度3D地図基盤データの相互利用と活用範囲の拡大に向けた連携体制を構築。自動運転支援システム分野での具体的な協力内容について検討を進める。

 データ取得が難しい高架構造の高速道路下の一般道路データについても、首都高速会社がMMSで取得した橋脚などの維持管理データを活用できる。

 DMPは自動運転支援システム用の3D地図基盤データの製品化を急ぐ。国内の高速道路については17年度に上下線2万キロ、18年度に同1万キロを製品化し、全線に対応する。

 製品化を進めるに当たり、道路の更新区間や新設の開通区間の情報を早期に地図基盤データに反映させる仕組みの構築も進める。首都高速会社の3D点群データによる関連情報の早期提供により、地図基盤データの更新周期の短縮を図る。正確な道路施設の情報を素早く反映させることで、システムの信頼性向上にも役立てる。


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