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おもちゃも監視カメラに変身 松下、ウィルコムなどが新サービス 20050514FujiSankei Business i.
出先からメリーを遠隔操作して子供をあやしたり、ペットにエサをやったり、室内の様子をカメラで確認したり−。
さまざまな装置を低コストでネットワーク接続する「マイアクセス」サービスを、松下電器産業(大阪府門真市)などが出資するCSC(東京都港区)が始めた。
CSCは、1月に元松下電器産業デジタルネットワーク事業戦略室室長の村田榮一郎氏が設立したマイアクセスのサービス会社。PHS最大手のウィルコム(東京都港区)と提携し、ウィルコムのインフラに接続できる通信装置「CSCエンジン」を販売する。
株主は、松下電器と、電子部品販売の加賀電子(東京都文京区)、タカラグループのタカラモバイルエンタテインメント(東京都中央区)、システム開発会社、東洋アイティーホールディングスの合計4社。
家電などにネットワーク機能を付加するには、これまでは1台ごとに携帯電話やPHSの1契約が必要だったが、これを安く使えるようにする。ウィルコムにとっては、PHS設備の使用率を平準化できる。
ADSL(非対称デジタル加入者線)が普及して家庭の無線LAN化も始まり、家庭内の監視カメラなども常時接続が可能となっている。
「マイアクセス」はこれらと競合することになるが、装置のセッティングなどが非常に簡単なのが特徴だ。カメラ機能を備え、ネットワークに接続できるようにすることで、ぬいぐるみやおもちゃが“安全・安心の装置”に変わる。CSCは3年間で通信装置60万台の販売を目指す。
タカラモバイルなどは、年内の販売を目標に製品化する予定。静止画撮影機能付きリモコンメリーの価格は、本体2万4800円程度になる見通し。携帯電話接続サービスが1ユーザー月間500円、送ったメール文をしゃべる「おしゃべりメール人形」が同1万4800円の同500円になりそうだ。
松下電池工業(大阪府守口市)は、3カ所に緊急通報される「通信型110番ブザー」を提案している。
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