|
**ニッコン e-建設経営通信 【第189号】**
■ Question
内部監査で経営者と管理責任者の監査を行っても、あまり意味がないように感じますので、外したいと考えていますがそうできるのでしょうか?
■ Answer
会社の目標の設定や展開、経営資源の確保、マネジメントレビューなどの責任と権限は誰にあるのでしょうか、経営者になければ経営者抜きでも良いでしょう。
また、マネジメントシステムの実施状況の報告、改善のための提案、内部監査の方針の設定、監査の総合的評価などの責任と権限は誰にあるのでしょうか、管理責任者に役割がなければ除外してもいいと思いますが、そのようなことはないでしょう。
役割や責任と権限があれば、内部監査から外すことはできません。また、インタビューの相手として、誰が適切であるか考えれば、責任と権限がある者がインタビューの対象者として相応しいでしょう。
ここで注意したいことは、人の監査ではなく、システムの監査であることです。組織は経営目標を達成するために、共有化するルール、つまりシステムの構築が必要になります。システムを監査するときに、そのルールについて責任があり、コメントできる人がインタビューの対象者になります。
内部監査をプロセスの改善と考えれば、そのプロセスオーナー(統括的な責任と権限がある者)がインタビューの対象者に相応しいことになります。問題点を検討し、より良いプロセスに改善できるのは、プロセスオーナーの取り組みにかかっているからです。
|