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国交省が入札談合再発防止策 一般競争対象を2億円以上に拡大 総合評価は5割超に20050801建設工業
国土交通省は、橋梁工事をめぐる談合事件を受け、入札談合再発防止策をまとめた。一般競争入札の対象工事額を9月から現行の7億3000万円以上から3億円以上に引き下げ、06年度後半にも2億円以上の工事まで拡大する。引き下げにより新たに一般競争入札の対象となる工事には、工事成績や技術提案などの条件を付けた「条件付き一般競争入札」を採用する。総合評価方式の対象工事も増やし、06年度は金額ベースで5割超(05年度4割)まで広げる。悪質業者へのペナルティーも強化し、指名停止措置期間を最長24カ月間に延長。違約金を通常よりも5%上乗せし15%とする。
同省の発注工事は予定価格の金額によって入札方式が異なり、政府調達協定の基準額である7億3000万円以上が一般競争入札方式、2億円〜7億3000万円未満が公募型指名競争入札(このうち1割が詳細条件審査型一般競争入札)、1億円〜2億円未満が工事希望型指名競争入札、1億円未満が指名競争入札となっている。
同省は今回、公募型指名競争入札を廃止し、透明性・客観性の高い一般競争入札の対象工事を大幅に増やす。一般競争入札の全発注工事に占める割合は金額ベースで現行の27%から57%に、件数ベースで2・3%から15%に広がる見通し。対象を広げる部分については、条件付き一般競争入札にすることで、不良不適格業者の参入を排除する。一般競争入札案件の拡大で品質の確保などが懸念されるため、価格と技術を総合的に評価する総合評価方式の対象も拡大。同時に設計施工一括発注方式を活用し、技術提案の範囲を拡大する。
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