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建設コンサルの新卒採用回復 中途を即戦力に新事業も 日刊建設工業新聞社調査20060224建設工業
建設コンサルタントの人員採用が活発化している。公共投資の縮減で事業量が落ち込む中、過去数年は希望退職による人員削減や新規雇用の抑制を行う会社が多かったが、その反動で若手技術者が不足し、再び新卒者の積極的な採用に乗り出した。併せて中途採用も拡大。急増しているプロポーザル案件への対応、新規事業の開拓といった面から、即戦力となる技術者の獲得に注力しているようだ。
日刊建設工業新聞社は、主要な建設コンサルタントを対象に採用に関するアンケートを実施。回答のあった14社の結果を分析したところ、06年4月入社の新卒者数は、10社で05年度と同数以上となっている。
06年度の新卒入社が最も多いのは建設技術研究所の50人で、05年度と比べ11人増加。以下オリエンタルコンサルタンツが4人増の25人、日本工営が9人増の20人と続く。応用地質の新卒入社は、同数の18人。日本上下水道設計も8人から14人、大日本コンサルタントも4人から10人へと大幅に増やしている。いずれも、年代間の空洞化防止に加え、若手の入社による組織の活性化、技術の多様化への対応、新事業領域の開拓などを増員の理由に挙げた。八千代エンジニヤリング、日本建設コンサルタント、長大は、05年度に計画通りの新卒者を採用できなかったが、06年度はそれぞれ13人、10人、9人と05年度を上回る人員を確保した。パシフィックコンサルタンツとニュージェックの06年度新卒者は1人減、国際航業は2人減。中央復建コンサルタンツも希望にかなう人材の応募がなかったため採用を見送った結果、4人の減少となった。
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