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郵便入札談合 大林組副支店長 関与認める 瀬戸の業者に大手紹介20060628読売
愛知県瀬戸市発注の下水道工事を巡る郵便入札談合事件で、競売入札妨害(談合)容疑で逮捕された大手ゼネコン「大林組」名古屋支店副支店長小林恵二容疑者(58)が名古屋地検特捜部の調べに対し、「瀬戸市の業者に名古屋地区大手の名工建設を紹介した。自分の紹介で、地元業者が同社に行けば、うまくいくだろうと思った」などと、談合への関与を認める供述を始めたことが27日、関係者の話で分かった。これまで小林容疑者は、紹介したことは認めながらも、「談合については知らない」と容疑を否認していた。
関係者によると、小林容疑者は2005年度の郵便入札が始まる前、同支店で瀬戸建設業協会長の「永井組」(瀬戸市)社長森山雄一被告(51)らと面会。県外業者による低価格入札が相次ぎ、地元業界が苦境に陥っていることについて相談を受け、名工建設を訪ねるよう勧めた。その後、森山被告らは、同社元執行役員営業本部副本部長岡田彰被告(59)を訪問。岡田被告は要望に応じ、部下だった営業責任者に談合を取りまとめるよう指示した。
特捜部は27日、岡田、森山両被告ら4人を、瀬戸市発注の下水道関連工事2件の郵便入札で談合していたとして、競売入札妨害罪で追起訴した。ほかに追起訴されたのは、「中部土木」(名古屋市)営業部長成瀬幸司(64)、「沢田建設」(瀬戸市)常務沢田久和(36)の2被告。
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