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沼田地域の関越道2橋 耐震補強に着手 東日本高速道路20060706群馬建設新聞
検討業務・25日プロポで特定
東日本高速道路関東支社は、関越自動車道の沼田市内に架かる片品川橋と昭和村にある永井川橋の2橋の耐震補強について、今年度、補強検討業務を委託し、19年度に工事着手する考えを明らかにした。検討業務では、2橋とも桁下の高さが50m以上の高い位置にあることから補強工法などを検討するため、指名プロポーザル方式を採用し、このほど実績のあるコンサルを指名した。これまでにそれぞれ3者が参加表明を行った。13日までに技術提案書を提出して翌14日にヒアリングを実施し、25日に最優秀者を特定する。その後、8月10日をメドに最優秀者と契約する。
今回の指名プロポーザル方式は、通常の耐震補強とは異なり、地上から50m以上高い位置での補強工事となるため、橋脚の耐震補強工事として用いられる炭素繊維や鋼版の巻き立てなどが難しい状況にあることから、今回、各社から技術提案を求め、優れたものを採用する考え。
14日に行われるヒアリングでは、片品川橋を対象とする3者、永井川橋を対象とする3者の計6者に持ち時間30分程度で説明を求め、庁内関係者らで構成する審査会において、提案内容を審査し25日に1者を特定する。審査基準は、配置技術者の検討業務の実績や専門技術力、会社の取り組み体制などを審査する。また、同業務は、8月11日から100日程度の履行期限で作業を行い、今年度末までに工事内容や工法、設計を作成する。さらに、補強工事として、これまでに橋足の耐震性の向上を図る整備を施すほか、落下防止対策も一部着手する方針で、19年度から2か年事業として工事を進める。
今回の事業は、昭和50年代に建設され、耐震性能が低くなってきたことから計画されたもの。耐震補強が計画されている2橋は、沼田市高橋場地内を流れる片品川に架かる片品川橋と、昭和村川額地内を流れる永井川に架かる永井川橋の2橋で、片品川橋は橋長480m、幅員10・4m×2線の上下2車線。構造は、PC5径間連続箱桁橋で、4基ある橋脚の高さは76m〜30mとなっている。一方、永井川橋は橋長1034m、幅員21・4mで、3径間連続鋼トラス橋3連となっている。橋脚は8基、高さは25m〜62mとなっている。
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