|
**ニッコン e-建設経営通信 【第192号】**
■ Question
ある建設会社の営業を担当している者です。現場経験が長く、営業はまだ新米です。
さて、営業は根性とかやる気といわれますが、なぜでしょうか?
■ Answer
仕事の成果を左右するのは“意欲(やる気)”です。
成果は、一般にベテランの人と仕事の経験の浅い人とでは差が出てきます。ベテランの人は、ムダがなくいつも確実に成果を上げる反面、経験の浅い人は成果にバラツキがあったり、時には成果が上がらないこともあります。この両者の違いは、仕事の手順や方法に技術の差があり、ベテランの人は、仕事のコツや急所をしっかり身につけていることです。別な表現をすると、ベテランの人と経験の浅い人との差は活動にあり、それが成果を左右すると言えます。従って、成果を変えようと思えば活動を変えることになります。
このように成果を左右するのが、仕事の手順や方法であり、仕事のコツや急所と言われる活動ですから、活動をしっかり管理していくことが最も重要となります。このことを“プロセス管理”と言います。
次に、仕事の条件や環境が変わらないにもかかわらず、時にはベテランの人でも成果が上がらなかったり、ミスをすることもあります。その原因は、うっかりミスを含めて活動が十分でなかったことにあります。このように活動が十分でなかった根本的な原因を探っていくと、仕事に対しての情熱や取り組み姿勢に原因を見つけることができます。
つまり、ベテランの人と言えども、仕事に対しての情熱や取り組み姿勢が弱くなると活動が鈍くなってしまったり、抜けが出てしまうことにもなります。一般に、仕事に対しての情熱や取り組み姿勢のことを“意欲”とか“やる気”と言っていますが、成果を左右する最も根本の部分が仕事に対する“やる気”となります。
結論的には、仕事に対する“やる気”がなければ「活動」が良くならない。活動が良くならなければ成果も良くなってこないことになります。従って、成果を左右するのは“やる気”となります。
|