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士会連合会の全国大会始まる 士法改正案の資格 職能分離を評価20061020建設通信
日本建築士会連合会(宮本忠長会長)の第49回建築士会全国大会「栃木大会」が19日から宇都宮市で始まり、宮本会長、岡田義治栃木県建築士会会長らが大会内容などについて市内のホテルで記者会見した=写真。宮本会長は、24日に閣議決定する予定の「建築士法等の一部を改正する法律案」について、「構造と設備を資格として位置づけ、資格と職能を明確に分離したことは、時代の要請にこたえており評価できる」と話した。藤本昌也副会長は、「来年の政省令検討の段階で建築士受験の実務要件が決まると思うが、設計・工事監理に限定しないよう要望していきたい」と述べた。
大会のテーマは「下野で語る建築士と地域との共創−建築士たちのもの・まち・くらしづくりの実践」。19日は、宇都宮グランドホテルで理事・士会長合同会議、歓迎の夕べが開かれた。20日には、宇都宮市文化会館などを会場に、昨年までの「屋台村」に代わる「情報パーク」が40の展示ブースを設置、地域密着の貢献活動などを紹介する。
セッションは、5つのテーマで展開され、地元からは「大谷石を生かしたまちづくり」が報告される。また、専攻建築士制度運営委員会は「これからの建築士像を求めて」を開く。午後からは鈴木博之東大大学院教授の記念講演「21世紀・都市の連続性 建築の連続性」に続いて式典がある。
会見で宮本会長は、建築士制度の見直しの審議会答申を「一応満足に近い内容」と話し、これまであいまいだった資格と職能を明確に分離した点を評価した。
藤本副会長は、建築士の受験要件で答申が実務経験を設計・監理に限定した点に触れ、「建築士制度の根幹にかかわること。来年になると思われる細かい制度設計では、周辺業務も要件として位置づけるべきであることを主張していく」と述べた。
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