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竹中工務店 オムロンら3社 防犯レベルを連続把握可能に 工場・事務所に積極提案20061026建設工業
竹中工務店、オムロン、セキュアプランニングの3社は、建物内のセキュリティーレベルをリアルタイムに把握できるシステムを共同開発した。現在のリスクを定量化し過去のリスクも同時に表示することで、セキュリティーのレベルを連続して把握できるのが特長だ。竹中工務店の設計・施工で4月に竣工したオムロン草津事業所新3号館(滋賀県草津市)に新システムを初導入し実運用を開始した。3社は今後、既存の工場やオフィスなどをターゲットに新システムの普及を図っていく。
新システム「リアルタイムセキュリティ管理システム」は、常に変化するリスク状態をリアルタイムに把握し、資産に対するリスクを定量的に表示する仕組み。建物の構造と外部環境の情報のほか、建物に設置しているさまざまなセキュリティーシステムから得られる稼働情報・履歴情報を基に、重要資産に対するリスクをリアルタイムで算出し数値化する。建物内の重要資産の位置情報と、侵入経路の扉の開閉状態、重要資産の近くにいる人の状況とを把握することで、瞬時のリスク値を算出。パソコンの画面上でリアルタイムに表示する。監理者は、最適なリスク対策を講じ、効率的で経済的なセキュリティーマネジメントを行うことができる。
新システムの構築には、竹中工務店が同社と東大大学院とで共同開発したセキュリティーレベルを定量化する犯罪リスク診断・評価システム「ISSOP−C」を、オムロンが企業向けセキュリティーマネジメントシステムに基づいたリスクレベルの定量化ノウハウを提供。犯罪リスク診断の評価基準は、竹中工務店と、ISSOP−Cの防犯関連ノウハウを持つセキュアプランニングが共同で検討した。
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