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学校・医療施設も耐震化 中央防災会議20060425日本工業経済
政府は21日、今年度初となる中央防災会議を開催し、「首都直下地震の地震防災戦略」などを決定した。同戦略では、従来から掲げている住宅・建築物の耐震化90%に加えて、学校や医療施設、ゼロメートル地帯の海岸堤防などについても、新たに耐震化の目標を定めている。
「首都直下地震の地震防災戦略」では学校施設の耐震化について、速やかに耐震診断を実施し、耐震性を有しない建物のうち、特に倒壊・大破の危険性が高いと考えられる3分の1程度の建物について、22年度までに耐震補強の実施を目指すことにした。17年度の耐震化率は54%。
医療施設に関しては、災害時の医療拠点となる災害拠点病院と救命救急センターについて、特に耐震性が不十分な建物のうち5割程度の建物で、22年度までに耐震補強する。17年度耐震化率は43%。
消防庁が所管する防災拠点となる公共施設の耐震化では、首都直下地震で被害が想定される地域(埼玉・千葉・東京・神奈川)で、防災拠点となるすべての公共施設の耐震化を図る。17年度は65・1%の状況。
ゼロメートル地帯を守る海岸堤防と河川堤防の耐震化は、農林水産省、水産庁、国土交通省が進める。具体的には、首都地域のゼロメートル地帯において海岸堤防・護岸の耐震化対策の概成を目指す。17年度末の耐震化率は69%。また東京湾北部地区のゼロメートル地帯における河川堤防耐震化対策についても、概成させる方針だ。16年度末の耐震化率は8割強となっている。
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