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国交省 総合評価目標上積み 金額ベースで8割以上件数で5割に20060427建設工業
◇単体でも大規模・高難易度工事が入札可能に
国土交通省は、本年度に総合評価方式で発注する工事の設定目標を上方修正した。従来、発注金額ベースで5割以上としていた目標を積み増しし、金額ベースで8割以上、発注件数ベースで5割以上へと拡大する。目標を達成すれば、05年度と比べ金額では2倍、件数で3倍強の工事が総合評価方式で発注されることになる。新たな目標は、各地方整備局に出した19日付の官房長通達(直轄事業の入札および契約に関する事務の執行について)の中で示した。通達では、JVに発注するような大規模・高難易度の工事の入札を、単体でも参加できる混合入札にすることも盛り込んでいる。
06年度に金額ベースで5割以上という従来の総合評価方式の発注目標は05年7月に発表していた。これまで金額ベースでの目標しか設定しておらず、件数ベースでの目標設定は今回が初めてとなる。同省が年間に発注する工事は一万数千件あり、05年度はこのうち1000件超の入札で総合評価方式が採用された。通達では、JV結成を義務付ける入札を例外なくやめ、単体でも入札参加が可能な混合入札の原則にすることも打ち出した。
WTO政府調達協定の適用工事で、入札参加条件となる経営事項評価点数の引き下げを適切に実施することも通達に盛り込んだ。従来は評価点数が1200点以上の業者だけに入札参加を認め、比較的小規模で技術的難易度の低い工事に限って1150点以上に条件を緩和してきたが、施工能力や品質面の問題がなければ、さらに低い評価点数の業者でも入札参加できるよう運用を改める。
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