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ペット飼えるマンション 首都圏販売5万戸突破 20060524FujiSankei Business i.
ペットを飼育できるマンション販売が首都圏で五万戸を突破した。こんな実態が、不動産経済研究所(東京都新宿区)の調査でわかった。
それによると、首都圏のペット飼育が可能なマンションの供給は、二〇〇五年に前年比13・6%増加し五万四千百七十八戸となった。〇五年の首都圏全体のマンション供給戸数は八万四千二百四十三戸だったことから、全体に占めるペット可率は64・3%に達した。
エリア別にみると、ペット可率のトップは埼玉県で全体の70・9%でペットを飼育できるという。以下、東京都区部、千葉県、神奈川県と続く。最下位だった東京都下でも60・7%と高い比率をマークした。
また、〇五年にはペット用の「足洗い場」「ペットサイン付きエレベーター」といった設備を有するマンションも三万九千百三十五戸と、ペットを飼育できるマンションの約七割に達している実態が浮き彫りになった。
ペットを飼育できるマンションは、一九九八年には全体のわずか1・1%に過ぎなかった。これが〇〇年には9・0%、〇一年に19・1%と拡大。〇二年以降も年間10ポイント以上の急激な増加が続き、〇四年には55・8%と半数を超えていた。
ペットの飼育が可能なマンションは、九七年に国土交通省が「中高層共同住宅標準管理規約」の改正を実施し、ペット飼育を「管理規定に定めるべき事項」に追加。これを機に、「ペット可」をうたうことがマンション会社にとって営業上の差別化策となり、各社から大量のペット可マンションが売り出されるようになった。
〇五年は、東京都中央区の「THE TOKYO TOWERS」(総戸数二千八百一戸)や千葉県船橋市の「ワンダーベイシティ SAZAN」(同千二百十一戸)など、大型のペット可マンションも相次ぎ供給された。
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