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リサイクルゴムチップ入りの歩行者用アスファルト弾性舗装を開発20071109日経コンストラクション
大成ロテックは,リサイクルしたゴムチップを添加し,さらにバインダーとしてアスファルトを用いた歩行者用の弾性舗装「ソフトウォーク」を開発した。高価な樹脂系バインダーの代わりにアスファルトを使用でき,しかも通常のアスファルト舗装の設備で施工できるので,コストが半減。工期の短縮も図れる。
バインダーとしてアスファルトの使用を可能にしたのは,同社が独自に開発した「骨材飛散抵抗性試験」と呼ばれる試験法。様々な種類のリサイクルゴムチップからアスファルトと最も接着性が良く,路面上での摩耗に耐えられる素材を選び出すことができた。
さらに,歩行者の安全性を確保するため,JISに定められた床の硬さ試験のデータから,けがをしにくいと思われる衝撃加速度の範囲を特定。これを70〜90Gとし,成分配合を追求した。そして,高い透水性と適度なすべり抵抗値を維持するために,骨材の最大粒径を5mmとした。
砕石路盤を厚さ10cm程度敷き,その上にソフトウォークを3cm設ける2層構成が基本。車両の出入り口などでは,2層の間に3cm厚の透水性アスファルト混合物層を加える。
同社は,すでに2006年3月に福岡県筑後市内の公園整備工事で同舗装の施工を実施。想定どおりの施工性やプラントでの混合性を確認した。その施工から1年後に現場調査を実施し,適度な衝撃吸収性と透水性を維持していることも確かめた。
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