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中日本高速会社 「施工技術競争型」総合評価を試行 技術力で応札者絞り込み20070516建設工業
中日本高速道路会社は、工事の品質確保を重視した新たな入札契約方式として「施工技術競争型総合評価方式」を試行導入する。品質管理や安全管理、工程計画などに関する技術提案を事前に審査し、技術評価点が50点以上(100点満点、VE提案がある場合は120点満点で評価)の者だけを入札参加者に選定する。総合評価の算出方法は技術評価点と価格評価点の加算方式としたほか、契約制限価格(予定価格)の70%を下回る価格(調査重点価格)の場合は評価点が下がる計算方法を採用。価格競争だけでなく技術力を反映する方式とした。
対象となるのは、4億円以上の支社発注工事で高度な施工技術が求められる案件だが、設計段階からの提案も求めるため、主に大規模な橋梁・高架構造物工事に導入される見込み。第1弾として、名古屋支社が15日付で公告した▽東名阪自動車道扇川高架橋(鋼上部工)工事▽第二東名高速道路霞川橋工事▽第二東名高速道路乙川橋工事−の3件に導入した。
新方式では、参加申請書と技術提案書に併せて入札書の提出を求める。公告日から各資料の提出期限まで45日間を設定。引き続き配置予定技術者が技術提案のプレゼンテーションを実施し、品質管理、安全管理、工程計画などの施工計画を評価項目として技術点を付与する。技術評価点は100点満点だが、VE提案がある場合は上乗せして120点満点で評価。50点以上の者だけを入札参加者として選定し、技術提案とともに提出していた入札書を開札。技術評価点と価格評価点の各2分の1を加えた加算方式で総合評価し、評価点が最も高い者を落札者とする。
本年度の試行件数は未定としているが、名古屋支社が15日付で公告した案件を皮切りに、他支社でも順次導入する。試行を通じて問題点などを把握し、改善点があれば反映していく考えだ。
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