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耐震偽装マンション建て替え 都内7件が事業化 GS千歳烏山、赤羽の組合設立20070531建設工業
東京都は30日、一連の耐震偽装事件で構造計算書の偽造が発覚した東京都世田谷区のマンション「グランドステージ千歳烏山」と北区の「グランドステージ赤羽」のそれぞれの住民でつくるマンション建て替え組合の設立を認可した。今回の認可により、耐震偽装事件に伴い建て替えで処理することを決めた都内の「グランドステージ」7件のうち、建て替え組合で事業化する6件の組合設立認可が終了。個人施行による再開発事業で再建する「グランドステージ茅場町」も30日に計画が発表され、都内の物件の建て替えがすべて始動することになった。
グランドステージ千歳烏山の所在地は世田谷区北烏山8の2134の1ほか。「ラグーン千歳烏山マンション建替組合」が事業主体となり、建て替え後のマンションはRC造7階建て延べ3769平方メートル(32戸)を想定している。RC造5階建て延べ3690平方メートル(31戸)の既存マンションに比べ80平方メートルほど大きくなる予定。コンサルタントはNPO法人都市住宅とまちづくり研究会が担当。施工予定者は大成建設。9月に着工、08年12月の完成を目指す。
グランドステージ赤羽の所在地は北区神谷2の34の5他。事業主体は「赤羽マンション建替組合」。再建後のマンションは現在の建物とほぼ同じRC造9階建て延べ2087平方メートル(18戸)の規模を想定する。コンサルタントはOWLが、設計はAnchorがそれぞれ担当。施工者は未定。7月に着工、08年7月の完成を予定している。
建て替え組合の設立認可はマンション建て替え円滑化法に基づくもので、認可によって建て替え組合が法人格を取得し、建て替え事業の施行や権利変換手法による関係権利の移行ができるようになる。建て替え組合の設立認可を取得済みのグランドステージのマンションは今回の千歳烏山と赤羽のほか、東向島、稲城、池上、住吉の4件。
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