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土工協と国交省 5月10日から意見交換会 総合評価方式の円滑運用など議論20070507建設工業
日本土木工業協会(土工協、葉山莞児会長)は、10日の関西ブロックを皮切りに、国土交通省の各地方整備局など主要公共発注機関との間で「07年度公共工事の諸課題に関する意見交換会」をスタートさせる。土工協は▽建設界への理解促進▽透明性ある入札・契約制度への取り組み▽総合評価方式の拡充−の3点をテーマに意見交換会に臨む。
土工協は4月末に開いた07年度の通常総会で、「コンプライアンスの徹底と魅力ある建設業の実現」など3項目を最重点課題に位置付けて協会活動を展開する方針を決めた。意見交換のテーマに選んだ3点のうち、「建設界への理解促進」では公共事業をめぐる度重なる不祥事によって、建設界全体への不信感が広がっている現状を踏まえ、信頼回復と魅力向上につながる産官学の連携方策について意見を交わす。
「透明性ある入札・契約制度への取り組み」では、公共工事の不透明な入札・契約の仕組みの改善を目指して昨年4月に発表した「改革姿勢と提言」を踏まえ、▽複数年にわたる工事の適切な執行▽調査・計画・設計段階での建設業者の役割の適正化▽JVによる事業実施方式の適切な運用−を国交省などに要望している。4月には、要望事項の解決に向けた課題整理と今後の活動方針を示す中間取りまとめを策定しており、意見交換会では国交省にこれらに対する見解を求める。
「総合評価方式の拡充」については、同方式による工事発注件数の増加とともに、実施上の課題も明らかになりつつあるため、「技術的に明らかな差がつく評価項目の選定、評価方法の透明性確保」など4項目で国交省と意見を交換。同方式の円滑な運用に向け技術支援体制の構築につながる産官学の連携についても議論したい考えだ。
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