|
初の基幹的広域防災拠点、川崎港東扇島東公園オープン 国交省、内閣府、川崎市20080430建設工業
国内初の基幹的広域防災拠点として首都圏の「もしも」に備える川崎港東扇島東公園がオープンし、26日に国土交通省と内閣府、川崎市の主催で開園式が行われた。市や川崎商工会議所、川崎港振興協会による災害救助犬デモンストレーションや防災PRなどのオープニングイベントもあり、多くの市民が集まった。平常時は市民の憩いの場として利用される同公園。川崎港では50年ぶりとなった砂浜の復活もあり、市民の喜びもひとしおだ。
公園が整備されたのは川崎市川崎区東扇島58。広さは約15・8ヘクタールで、総事業費は70億円。式典では、泉信也防災担当相が「国内でさまざまな災害を目の当たりにするたびに事前の備えの必要性を感じてきた。この公園は災害支援活動の核になる」、松島みどり国交副大臣が「災害時には、ここで物資が仕分けされ首都圏各地域に向けて走り出す。万が一に備えた大事な場所だが、平常時は市民の身近な公園として活用してほしい」とあいさつした。阿部孝夫川崎市長は「東扇島は首都圏の冷凍冷蔵拠点。この地に設置いただいて大変心強い気持ちだ。非常時は市も国民と連携して支援活動に取り組んでいく」と決意を述べた。
阪神大震災を教訓に整備された同公園は、救援物資の海上輸送部隊などが着岸しやすいよう海に面しており、物資の量や行き先をコントロールする内閣府の基幹的広域防災拠点施設がある。国交省は、応急復旧や輸送活動の支援などに当たる臨海防災センターを置いた。ヘリポートや、物資輸送中継基地と広域支援部隊のベースキャンプスペースなども確保。災害発生時には、東京都港区にある有明の丘地区で整備中の基幹的広域防災拠点施設とともに災害対策活動の核となる。
|