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緑ごみ回収、出足上々 各務原市、燃料として再資源化へ20080511中日新聞
「環境行動都市」を掲げる各務原市は4月から、剪定(せんてい)などで出る緑ごみの再資源化のための拠点回収を始めた。緑ごみを温室効果ガス(CO2など)排出が少ないバイオマス燃料として再利用する試みで、最初の1カ月間の収集量は14トンと予想を上回る滑り出しとなった。
市は来年3月までに温室効果ガスを3500トン削減する数値目標を掲げている。
緑ごみをバイオマス燃料にする再資源化は重点事業の一つ。これまで市内で年間3200トンが焼却処分されてきたが、4月から市北清掃センターでの受け入れを原則中止。事業所に対し、リサイクル業者への処理委託を要請した。
拠点回収は年間200トンを焼却処理をしていた一般家庭が対象。那加中学校や尾崎団地バスターミナルなど9カ所で毎月1回行う。市によると、同様の回収は県内で珍しい。
4月の回収量は14トン。市は当初、年間目標を160トンとしており、「これほど集まるとは思わなかった。予想以上に市民の環境意識は高い」(ごみリサイクル課)と驚く。
回収した緑ごみは、市内の2つのリサイクル会社が巨大な破砕機にかけ、発電やボイラー用のバイオマス燃料に再利用される。温室効果ガスの排出量が少なく、原油価格の高騰もあり、導入する企業が増えているという。リサイクル会社の1つは「チップの需要は高まるばかり。リサイクルの流れができるのはありがたい」とする。
市は「枯れ葉が多くなる秋などは、さらに持ち込み量が増えるはず」と期待。再資源化の推進に協力を求めている。
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