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PC橋の落札総額はオリエ白石、受注率は三井住友建が1位20080528日経コンストラクション
PC(プレストレスト・コンクリート)橋は、中日本高速道路会社が発注した大型工事を4件立て続けに落札したオリエンタル白石が合計251億円で1位となった。2位は212億円で三井住友建設、3位は146億円でピーエス三菱。以下、富士ピー・エスや川田建設といったPC専業会社が続いた。日経コンストラクションが2007年度の主要な土木工事の入札結果を、工種別に分析した結果だ。
●PC橋の落札総額ランキング
順位 会社名 落札総額(百万円) 入札参加件数 落札件数 受注率
1 オリエンタル白石 25,193 72 13 0.181
2 三井住友建設 21,215 33 12 0.364
3 ピーエス三菱 14,626 64 21 0.328
4 富士ピー・エス 9,351 40 13 0.325
5 川田建設 9,287 64 6 0.094
6 安部日鋼工業 6,948 58 9 0.155
7 極東工業 5,547 40 8 0.200
8 銭高組 4,660 9 3 0.333
9 清水建設 3,180 9 1 0.111
10 日本高圧コンクリート 2,534 19 3 0.158
●PC橋の受注率ランキング
順位 会社名 受注率 入札参加件数 落札件数 落札総額(百万円)
1 三井住友建設 0.364 33 12 21,215
2 ピーエス三菱 0.328 64 21 14,626
3 富士ピー・エス 0.325 40 13 9,351
4 極東工業 0.200 40 8 5,547
5 オリエンタル白石 0.181 72 13 25,193
6 日本高圧コンクリート 0.158 19 3 2,534
7 安部日鋼工業 0.155 58 9 6,948
8 ピーシー橋梁 0.154 26 4 1,425
9 川田建設 0.094 64 6 9,287
10 昭和コンクリート工業 0.077 13 1 252
1位となったオリエンタル白石だが、浮かれている様子はない。同社営業本部の重中一朗執行役員土木営業部長は、「各高速道路会社や鉄道・運輸機構の工事の入札は、ほとんどが金額で勝敗が決まる。1件当たりの請負金額は大きくても、採算の厳しい工事が多い」と言う。それでも取りに行くのは、「2〜3年先の売り上げを確保しておかなければならない」(重中部長)からだ。
三井住友建設は、落札金額の総額はオリエンタル白石に1位を譲ったものの、受注率は3割6分4厘で1位に立った。「限られた技術者を有効に活用するために、大型工事を優先して取りに行く」(同社土木管理本部の益子博志土木技術部長)。入札参加案件を選別し、高い確度で受注に結び付ける力が同社の強みだ。
「実績のない技術は発注者になかなか採用してもらえない。当社は実績が豊富にあるので、実績のある要素技術を組み合わせたり、改良したりして現場ごとの課題に応える技術提案をしている」と、三井住友建設土木管理本部総合評価方式担当の山根博理事は説明する。
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