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2007年度の受注実績は0.2%増、日建連20080508日経アーキテクチュア
日本建設業団体連合会(日建連)は5月1日、法人会員54社を対象に実施した2007年度の受注実績調査の結果を発表した。受注総額は13兆6130億円で前年度比0.2%増だった。
昨年6月の建築基準法改正によって建築確認業務や住宅着工が停滞するなど、建設業界にとっては逆風の一年だったが、前年並みの受注を確保した。月別の前年同月比を見ると、5月〜6月に駆け込み受注と思われる二桁増の後、建基法改正後の7月〜10月までの4カ月は二桁減が続く、浮き沈みの激しい一年だった。
国内受注は12兆6480億円で1.2%増。このうち「民間」は10兆2830億円で2.2%増えた。発注者別では、「非製造業」が2.7%増と好調を維持している。「製造業」は0.3%増とほぼ横ばいだった。
「官公庁」は2兆3400億円で2.1%減。発注者別では、「国の機関」が20.2%と大幅に伸びたのに対して、「地方の機関」が34.6%と大幅に減少した。国の機関のうち、特に増加が目立ったのは、65.9%増の独立行政法人だ。これは、山梨リニア実験線や整備新幹線といった工事を鉄道建設・運輸施設整備支援機構から受注したことが大きく寄与している。また、国立病院関連の受注も多かった。
日建連は同時に、2008年度受注見通し調査の結果も発表した。国内受注額の伸び率は、「0〜5%」の回答が14社で最も多く、次いで「0%」に10社の回答があった。発注者別でみると、「民間」は「0〜5%」が13社で最も多く、次いで「0〜マイナス5%」が10社、「0%」が6社だった。「官公庁」は「0%」と「0〜マイナス5%」がそれぞれ11社で最も多い。官公庁の減少を民間の伸びで補う構図は2008年度も続きそうだ。
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