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開発局談合「長年の引き継ぎ」20080729札幌テレビ
談合は長年の「引き継ぎ項目」だったー組織ぐるみの犯罪が明らかになりました。
北海道開発局発注の公共工事を巡る談合事件の1回目の裁判が開かれ、検察はOBを使った談合が担当部門の中で引き継がれていたいたと指摘しました。
予算8000億円を握り、北海道における公共事業の元締めである開発局ーその元幹部3人が被告として法廷にならびました。談合の罪に問われているのは北海道開発局の元課長・表雅英被告と、元部長の森繁被告、元課長の永井良房被告の3人です。
(横内記者)「法廷では、北海道開発局が長年に渡って組織ぐるみで談合を続けていた実態が明らかになりました」
検察によりますと3人はおととしからの2年間に、開発局が発注した4件の公共工事の入札で、事前に落札業者を決めていました。森被告ら開発局側が落札業者と価格を決め、業者や開発局OBにその内容を電話で連絡していました。
検察は昭和50年代から、少なくとも30年間に渡って組織ぐるみの談合が行われ、内部で引き継がれてきたと指摘しました。
談合を続けた理由について、森被告は「再就職先の問題」と「業界の秩序を守るため」、永井被告は「私が断っても別の誰かがやらなくてはならない」、表被告は「開発局内部で情報を統制すれば、外部にもれないと思った」と話しました。
開発局廃止論議を加速させた官製談合事件。
(横内記者)「天下り先の確保という自己の利益を優先する一方、長年談合を続けてきた開発局。法廷から見えてきたのは、開発局職員の法律を守ることへの意識の薄さでした」
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