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長谷工 大阪府吹田市に長寿命マンション 国交省モデル事業、3月にも着工20090105建設工業
長谷工コーポレーションは、国土交通省の超長期住宅先導的モデル事業の第1回募集で選定された長寿命分譲マンション「仮称・吹田市出口町計画」を大阪府吹田市に計画、3月にも着工する予定だ。戸数は114戸で、延べ床面積は約1万4500平方メートル。設計・施工とも直営で行う。10年10月の完成を目指している。モデル事業公募での同社の提案に対し国は、特にコンクリートのひび割れ抑制対策や、ステンレス製配管の採用などを高く評価した。関西のプロジェクトでモデル事業に選ばれたのはこの計画だけ。
建設場所は吹田市出口町35で、郵政公社宿舎跡地。敷地面積は5719平方メートル。JR東海道本線吹田駅や阪急電鉄千里線吹田駅・豊津駅が最寄り駅で、一帯には社宅や都市再生機構の団地、一戸建て住宅などが広がり、図書館や体育館などの公共施設も集積している。規模はRC造地下2階地上10階建て延べ1万4535・7平方メートルで、建築面積は3076・2平方メートル。戸数は114戸を予定している。高さは32・9メートルを計画。長谷工が提案し、出口町計画で取り入れる技術のうち、コンクリートひび割れ低減技術は、中庸熱ポルトランドセメント、地域によっては低熱ポルトランドセメントを使用して温度熱ひび割れを抑えるとともに、化学混和剤を使って乾燥収縮ひび割れの抑制を目指す。
高耐久ステンレス共用給水配管システムも導入。耐用推定年数200年以上のステンレス管や、取り外し作業を容易にした「ハウジング管継ぎ手」や「ハウジングバルブ」を採用する。さらに▽住戸間取りの可変性を向上した新内装システム▽新築不具合への対応徹底と住宅履歴基礎情報の提供を実現する「長谷工プレミアムアフターサービス」▽ALC外壁やアルミサッシなどの更新性と可変性を備えたクラディングシステム▽大規模修繕や改修工事を容易にする設計配慮−を独自に導入する。
同社は首都圏では埼玉県で、同モデル事業によるプロジェクトを進めている。今後、超長期プロジェクトを自社事業として進めるとともに、モデル事業の技術とノウハウを生かしたマンション事業を事業主に提案していく方針だ。
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