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淘汰始まる!? 一建設や飯田産業など6社が経営統合20121226日経ホームビルダー
住宅会社の一建設や飯田産業、東栄住宅など6社が、経営統合に関する基本合意書を2012年12月25日に締結した。今後、経営統合に向けた具体的な検討を進め、13年11月に統合する予定だ。経営統合後、中核事業である戸建て分譲、マンション分譲において、スケールメリットを生かした資材調達コストの削減などを武器に競争力を強化。さらに、中古住宅・リフォーム事業を強化するとともに、海外市場への展開などで新たな収益の柱を育成していく方針だ。
経営統合について基本的合意に達したのは、一建設(東京都練馬区)、飯田産業(同武蔵野市)、東栄住宅(同西東京市)、タクトホーム(同西東京市)、アーネストワン(同西東京市)、アイディホーム(同西東京市)の6社。共同株式移転の方法により持ち株会社を設立して、6社はその完全子会社として傘下に入る。経営統合比率は協議のうえで決定するという。
6社が経営統合する背景には、(1)人口・世帯数減少による中長期的な住宅市場の縮小、(2)他業界からの戸建て分譲市場への新規参入(競争激化)、(3)中古住宅リフォームなどのストック市場の拡大、(4)新興国の経済成長による新たな都市開発・住宅需要の拡大、の4つの要因があるとしている。これら競争が激化する事業環境下において、発表資料では「個々の会社ごとの経営努力だけでは限界があり、スケールメリットを生かしたコスト削減や、各社の経営資源・ノウハウを結集させた新しい顧客価値の創造、さらには海外市場への展開を行い、新たな収益源を確保することが不可欠であると認識した」と説明。「将来的には総合不動産住宅メーカーとしてグローバル市場に展開していくという共通のビジョンを持つ6社が経営統合し、強固な経営基盤を構築することが不可欠であると判断した」と統合理由を示した。
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