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中日本高速会社/恵那山トンネルの天井板撤去へ/6月20日から21日間で20130514建設工業
中日本高速道路会社は、6月20日から7月10日までの21日間で中央自動車道恵那山トンネル(下り線)の天井板撤去工事を実施する。昨年12月の中央道笹子トンネル(山梨県)天井板崩落事故を受けての措置。下り線は笹子トンネル(山梨県)と同じ構造。工事に当たっては、天井板のない上り線を昼夜連続対面通行とするほか、速度規制を行い集中的に実施する。早急な実施が必要だったが、行楽シーズンを避けてほしいとの地元自治体(山梨県、長野県、愛知県、岐阜県)の要望を受け、調整していた。施工担当は大林組。
恵那山トンネルは、中央自動車道の園原インターチェンジ(IC)〜中津川IC間にあり、長野県阿智村と岐阜県中津川市を結ぶ延長約8500メートル(上り線8649メートル、下り線8489メートル)の長大トンネルで、日本の道路トンネルでは5番目に長い。下り線は75年に開通し、暫定2車線の対面通行で供用。10年後の85年に上り線が開通し、上り線と下り線が別々のトンネルとなり片側2車線となった。
下り線の天井板撤去工事は、中津川IC〜飯田山本IC間で工事規制し、3段階で実施する。まず6月20日午後6時から21日午前6時までに天井板のない上り線を対面通行とする工事(上り線と下り線の連絡路設置やポストコーンによる中央分離帯設置など)を行ったあと、21日午前6時から7月9日午後1時までに、大型自走式台車を使って下り線トンネルの天井板および隔壁板を撤去し、新たに換気用のジェットファン(合計7基)を取り付ける。工事完了次第、下り線は通常運用となる。最後に7月9日から10日午前6時まで上り線を通行止めし、対面通行からの復旧工事を行う。
中日本高速道路会社では、工事期間中の安全対策として、ペースカーによる速度抑制や事故等の緊急時に備えトンネル坑口にレッカー車を配置する。
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