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国交省/CIM導入で推進委設置/6月21日に初会合、指針・基準類など議論20160620建設工業
国土交通省は、建設現場の生産性向上策「i−Construction」のトップランナー施策の一つに位置付ける「ICT(情報通信技術)の全面的な活用」を推進するため、有識者や関係団体を招いて「CIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)導入推進委員会」を設置する。CIMを活用する環境を整え、インフラの建設プロセス全般へのICTの導入を目指す。
推進委は21日に初会合を開き、CIM導入の実施方針や基準類の整備などについて検討をスタートさせる。
国交省は16年度から土工工事の調査・測量、設計、施工、検査など各プロセスにICTを全面導入。このため公共測量や監督・検査基準など15の新基準とICT建機のリース料を含む新積算基準を3月末に整備した。5月には北海道と福島県でICT土工の初弾工事が始動した。本年度はICT土工の現場でCIMが活用できるかどうかを検証。各プロセス間でCIMの3次元データを受け渡し、管理段階で活用するための属性情報などを整理する。
先行する土工に続き、トンネルや橋梁、ダムなどの構造物にもCIMの活用を広げる。今回設置する推進委では関係団体が一体となり、CIMの導入推進に関する実施方針やCIMの導入に必要な基準類を策定する。初会合では、▽CIMの推進・普及体制の設立▽CIM導入推進委員会の実施計画−をテーマに議論する。
CIM導入推進委員会のメンバーは次の通り。
【学識者委員】小澤一雅東大大学院教授▽木下誠也日大教授▽小林一郎熊本大大学院教授▽建山和由立命館大教授▽蒔苗耕司宮城大教授▽皆川勝東京都市大教授▽矢吹信喜阪大大学院教授。
【関係団体委員】土木学会▽日本測量調査技術協会▽日本建設情報総合センター▽先端建設技術センター▽国土技術研究センター▽経済調査会▽建設物価調査会▽日本建築学会▽日本建設業連合会▽全国建設業協会▽日本橋梁建設協会▽プレストレスト・コンクリート建設業協会▽日本建設機械施工協会▽建設コンサルタンツ協会▽全国地質調査業協会連合会▽全国測量設計業協会連合会▽オープンCADフォーマット評議会▽buildingSMART Japan。
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