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山口県光市/新光総合病院建設実施設計技術協力事業者選定/戸田建設に20160706建設工業
山口県光市病院局は5日、「新光総合病院建設事業に係る実施設計技術協力事業者(施工予定者)」を選定する公募型プロポーザルで、最優秀者を戸田建設、次点を清水建設とする審査結果を公表した。同事業はECI(アーリー・コントラクター・インボルブメント)方式を採用。業務契約した後、病院局、実施設計を行う昭和設計、戸田建設の3者が協働して進めていく3者協議会を設け、実施設計に技術提案などを反映させていく。履行期間は17年3月24日まで。
ECI方式は、工事施工者の優れた施工技術や豊富な経験に基づいた建築の実績を実施設計に取り入れていく方式。施工者が設計段階から関与し、施工上の課題を設計にフィードバックさせることで工事費のリスク軽減、工期の短縮などが図れる。
今回の事業では、病院局、昭和設計、戸田建設の3者による新光総合病院建設事業基本協定書を締結するとともに、実施設計を行うに当たり3者協議を行う。実施設計が完了した後、戸田建設から見積もりを求め、工事請負契約の交渉を行う。施工に際しては地元企業2者以内とのJV結成を求めている。
同プロポーザルには戸田建設、清水建設のほか奥村組、大成建設の2者が参加。戸田建設の提案について審査委員は、▽ECI方式のメリットを生かすよう本社、支店の各部署の協力、役割分担が示され、会社を挙げた支援体制が明確にされていた▽作業員・資材の確保、製作物管理などによる工事の遅延防止策、総合図を早期に作成し病院側との合意形成を図る方策が提案されていた▽コンクリートの品質管理についての詳細な管理フローが示されていた▽VE提案で、さまざまな角度から優れた技術を活用した有効な提案が多く見受けられた−などの点を評価した。
新病院は、光ヶ丘のひかりソフトパーク内(敷地約3万2000平方メートル)に移転新築する。施設は、RC造4階(塔屋1階)建て延べ約1万7680平方メートルの新病棟のほかに託児所(RC造平屋90平方メートル)、カルテ庫(RC造平屋100平方メートル)、マニホールド庫、非常用発電機室などを整備する。
事業期間は、実施設計が16年7月〜17年3月、建設が同4月〜19年3月を予定しており、同5月の開院を目指す。概算事業費は72億8000万円。
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