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岡山県瀬戸内市/福山浄水場施設更新整備DBプロポ公告/8月19日に現地説明会20160818建設工業
岡山県瀬戸内市は、設計・施工一括(DB)方式で発注する「福山浄水場施設更新整備事業」の公募型プロポーザルを公示した。9月26日に参加表明書、資格確認申請書、10月31日〜11月7日に技術提案書を受け付ける。同30日にプレゼンテーションを実施し12月13日に事業者を決定する。今月19日に説明会、現地見学会を開く(予備日22日)。予定価格は34億0700万円。
応募者の構成は、土木企業、建築工事企業、機械器具設置工事企業、電気工事企業で構成するグループ。土木企業と建築企業は合計2者以上の岡山県内企業で構成し、そのうち市内業者を1者以上含むことが必要。
参加資格は、施設の設計を行う企業は1級建築士事務所の登録を行っている単体かJV。建設工事(土木、建築、電気、機械)を行う者は単体かJVとし、総合評定値が土木一式、建築一式、機械器具設置工事、電気工事についてそれぞれが担当する工事で各1000点以上あること、同一工事を複数で行う場合は少なくとも1者がその条件を満たすこと、市内業者は土木工事部門と建築工事部門の両方でAランク、県内業者はAAランクに登録されていることが条件。
事業では、浄水能力1日1万立方メートル(給水ベース)の福山浄水場(邑久町福山755の1)の浄水施設を建設する。新浄水場は福山浄水場敷地内に整備し、既設浄水施設を運転しながら工事を行う。浄水能力は計画1日最大浄水量1万0500立方メートル、計画1日最大給水量1万立方メートル。浄水処理方式は除マンガン処理+粉末活性炭処理+膜ろ過方式(凝集含む)。既設の取水塔、水管橋、管理棟(倉庫に転用)、更新の支障にならない一部の場内配管と擁壁、道路などは継続利用する。
事業者の業務は、導水・浄水・送水施設の調査業務、設計業務(排水処理施設含む)、新設・撤去業務一式。事業スケジュールは、12月に契約締結した場合、設計期間17年1〜12月、建設期間18年1月〜20年3月を想定している。
既存浄水場の全面更新と併せて急速ろ過方式から膜ろ過方式へ浄水方法を変更する福山浄水場施設更新整備事業を計画。実施に当たって、民間事業者の新技術の活用、創意工夫や多様な技術提案により、給水サービス水準の向上とコスト縮減を図るため、膜ろ過設備の更新と既存浄水場施設の更新にDB方式を採用した。
福山浄水場は、旧邑久牛窓水道企業団の創設期である1974年度に建設。2009年度に実施した耐震診断では、対象施設のすべてで耐震性能不足が指摘された。浄水場に隣接する吉井川の取水塔から取水する原水は、毎年5月から11月頃にかけてカビ臭が発生するため、現在、仮設設備により粉末活性炭の注入を行っている。
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