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国交省関係2次補正案/公共事業費は1兆0831億/円滑な施工、早期執行に期待20160825建設通信

 政府は、24日の臨時閣議で2016年度の第2次補正予算案を決定した。国土交通省関係の予算額は、総額1兆2257億0200万円(国費)。このうち、公共事業関係費は1兆0831億8500万円(同)となっている。この大型補正は、事業規模28兆円超の経済対策の第1弾という位置付け。建設産業にとっても早期の成立と切れ目のない予算執行が期待される。

 補正予算案は、政府が2日に閣議決定した「未来への投資を実現する経済対策」で取り組む施策として掲げた、▽一億総活躍社会の実現の加速(305億円)▽21世紀型のインフラ整備(3828億円)▽地方への支援(地方創生の推進、252億円)▽熊本地震や東日本大震災からの復興や安全・安心、防災対応の強化(7872億円)−−という4つの柱に沿って必要経費を積み上げた。

 特に全国防災の観点で取り組む災害対応の強化・ 老朽化対策 ( 5323億円 ) など防災・ 減災への重点投資を鮮明にしている 点も特徴だ。

 補正予算の執行に当たっては、地域における公共工事の品質確保や、その担い手の中長期的な確保・育成に配慮するなど、円滑な施工の確保と予算の早期執行に万全を期すと明記。改正品確法の趣旨を踏まえながら、適正価格での契約や地域企業の活用など適切な規模での発注に取り組む方針だ。

 キーワードである「未来への投資」の軸になる21世紀型のインフラ整備(中長期的な成長基盤の構築)は総額3828億円を措置。外国人観光客4000万人時代に向けたインフラ整備(608億円)、リニア中央新幹線や整備新幹線の整備加速(3212億円)、インフラ海外展開の支援(1億円)、生産性の向上に向けた取り組み(8億円)の4つを柱に必要経費を計上した形となる。

 大型クルーズ船の受け入れ環境の改善や鉄道駅のバリアフリー化、地下鉄の新線建設などを推進する一方、財投債を原資とする財政投融資の活用でリニア中央新幹線の開業を最大で8年間も前倒しするなど、成長への投資となる戦略的な社会資本整備に取り組む。

 ポイントの1つとなっている生産性の向上も重視。その取り組みとして、i−Construction(アイ・コンストラクション)推進のための検討・実証事業に6000万円、次世代社会インフラ用ロボット開発・導入の推進に6800万円を措置している。

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