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東日本高速東北支社/東北道に緊急流入路整備/秋田県鹿角市と施行協定締結へ20160912建設工業
東日本高速道路東北支社は、東北自動車道鹿角八幡平インターチェンジ(IC)〜十和田IC間の上り線側に緊急流入路を整備する。同支社管内の高速道路で緊急流入路を整備するのは初めて。周辺地域の3次救急医療機関への搬送時間の短縮を目的とした緊急流入路の整備について、地元の秋田県鹿角市から要望書が9日付で提出された。これを受け、同支社は市とともに工事内容や役割分担など具体的な協議に今後入る。現時点では18年度中の完成を想定している。
鹿角地域の医療環境の現状は、3次救急医療機関への救急搬送が必要な場合、東北道を経由して盛岡市の岩手医科大学付属病院などに搬送されている。昨年8月には、2次救急医療機関であるかづの厚生病院の隣接地に、鹿角広域行政組合の消防庁舎が移転した。
地元住民の安心・安全のため、最寄りの3次救急医療機関へのアクセスの円滑化が課題となっており、今回の緊急流入路の整備によって搬送時間の短縮が期待される。
かづの厚生病院付近に東北道への緊急流入路を整備することで、岩手医科大学付属病院までの搬送時間が通常期で約6分、冬季で約11分の短縮効果が見込まれるという。
緊急流入路の整備計画については今後詰める。事業の実施主体は高速道路の区域は東日本高速会社、一般道の区域は市が担当する予定。施行協定の締結に向け、両者の役割分担や事業費の負担割合などを早急に固めるとともに、道路区域の変更手続きも進める。
事業スキームが固まった段階で、現地調査や測量・設計業務などの発注手続きに入る見通しだ。
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