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■■ ビジネスマナーの基礎知識
■ <第136号>
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■ お椀物の扱い方・食べ方 ■
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みなさん、こんにちは。
みなさんは、蓋つきのお椀物が出てきた時、
その蓋を外した後、どこにどのように置くのか、
食べ終わった後は、その蓋をどうするのかなどということで、
困った経験はありませんか?
懐石料理や和食のお店では、出てくることが多いお椀物。
出された時に困ることがないように、正しいマナーを知っておきましょう。
それでは今週もよろしくお願いします。
お椀物の場合は、椀種(わんだね:お吸い物の実や具のこと)や、
だし汁の風味を味わうことと、冷めないうちにいただくことが重要です。
ですから、出されたらすぐにいただくようにしましょう。
◆お椀物の蓋の開け方
お椀には正面があります。通常、絵柄がある方が正面です。
出された時は正面が自分の方に向いて出されるので、そのまま蓋を開けます。
蓋をあけるときは、左手をお椀に添えて右手で蓋をつまみ、
手前にずらすようにしてそっと蓋をあけます。
そして蓋の内側についている蒸気のつゆをお椀の中に落としてから、
蓋の内側を上に向け、左手を添えて右手で持ち直し、お膳の右側に置きます。
つゆを落とすときは、決して蓋を振ったりしてはいけません。
もし、蓋が開けにくい時は、力を入れて無理やり開けるのではなく、
右手で蓋のつまみを持ち、お椀のふちをさりげなく、左手の親指と人差し指で
挟むようにして押します。
そうすれば、隙間ができるので開けやすくなるでしょう。
それでも開けられない場合は、両手で同じく挟むようにして押しましょう。
◆お椀物のいただき方
蓋が開いたら、実際にいただくことになります。
お椀の絵柄に口をつけないように、正面を少しずらしてから持ち直し、
まずは、汁だけをいただきます。
この時には、中の椀種をお箸で抑えるようにしてもかまいません。
そして、次に椀種をお箸で口に運びます。
椀種が大きい場合は、お箸で食べやすい大きさに切り、
汁と椀種を交互に味わいましょう。
お椀物のお吸い物などをいただく時は音を立ててはいけません。
◆食事が終わったら…
終わった後に、蓋を取ったままにしておいたり、
蓋のつまみの部分を下にして、お椀に伏せておいたりするのはマナー違反です。
お膳に運ばれて来た時と同じように正面を向けて蓋をしましょう。
この作法は、蓋つきのご飯や、うな重などのお重の場合も同じです。
参考になりましたでしょうか。
正しいマナーをきちんと知っていれば、周りの人がどのようにするのか
様子を伺いながらいただく必要もありません。
今日の昼食から、早速実践していきましょう。
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